”再来”
今から話すことは私の独り言だと思って聞いてほしい
”奴”が来た
わかるだろう?黒光りのアレだ。
あの時仕留めたはずだがまた出てきたんだ。
あの晩、俺は有休を取り、最高の一日だった。
飯を食い終わり
『おっと、明日の朝パンと牛乳がないじゃないか。パーカーでも来てコンビニで買い物してくるか』
–––そう意気込みながら階段に一歩踏み出したその瞬間だ
右側面に少し動く影が見えた。
俺は恐る恐るそこを見たんだ
そしたら奴がいたんだ。黒いヤツが。
冗談じゃねぇ....
今は虫特攻の最強キャラ、同棲してる叔父もいねぇ
俺は軽いパニックに陥り、車田落ちしかけつつも二階の自室へ駆け上がり、寝巻きの上にパーカーを着て、恐る恐る階段を降りた。
だがそこにすでに奴はいなかった。
クッソ、奴の速さは化け物か?
慌てて車を蒸した。
コンビニへ買い物をしにいく予定を変更し、近くのスーパーことマックスバリュへ、武装を調達することにした。
なんだこの買い物ハコは。
あもりにも意味不明なため、俺はセルフレジで会計をした
おっしゃかかってこい!!!!!!
ぶっ殺してやるこの虫野郎!
30分ほど周辺を探したが出てきやしねぇ
マズった。最初見つけた時潰してやればよかった...
だが俺にそんなタマはない、とんだ腰抜けなので逃してしまったのは自然の摂理と言えるだろう。
俺は虫特攻の叔父に置き手紙をした。
クソ...やられた。
またGのヤツが出てきやがった。
俺には手を負えない...
見つけ次第、殺っといてくれ。
俺が寝ていようが通話していようが、所構わず報告を頼むぜ
今朝、その結果が出た。
すまねぇ、ヤツは出なかったよ。
俺は絶望した。
ブラックキャップをポチった。
これでアイツらの巣ごとファックできるぜ
ざまぁみやがれ!
我ら人間さまのテリトリーに入ったことを後悔させてやる
〜追記〜
憂鬱な気分だ。
家にGがあるという事実だけで辛い。これほど帰るのが嫌な日があるだろうか。
まあいいら仕事帰りに気持ちよくシャワーでも浴びよう。
パンツ一丁で風呂入ろうとしたらカサカサしてやがった。俺は常備していたゴキジェットを取り出した。
持ち前の神エイムであっさりとやれた。
おまけに10秒くらい死体撃ちしてやった。くたばりやがれクソ野郎が。
やはりX-Forceの俺には勝てなかったようだな雑魚が
にどと入ってくるなよクソが